【片頭痛　緊張型頭痛】

【頭痛のせいで夫婦仲に亀裂が！】

 

 

頭痛ぐらい薬を飲んでおけば大丈夫だよ！と頭痛を軽く考えていて目の前で頭痛に苦しんでいる人に心無いことを言う人があなたの周りに必ず一人ぐらいはいると思います。

問診中にそのような方が会社や身内にいるというのを聞くと私は悲しくて仕方ありません。

私も22歳頃～26歳頃までの４年間頭痛に悩んでいました。

あの頭痛の辛さは経験した人にしか分からないですよね！

寝起きから頭が痛くても仕事に行かなくてはいけないし、家事もやらなくてはいけない。

でも頭は痛いしボーっとするし何にも集中できない！でもやらなきゃいけない．．．でも．．．

こんな時、身内の優しい言葉や行動があるとほんとに救われるんですけどね。

 

３ヶ月程前、こんな患者さんが来院されました。

40代の女性患者さん。仕事をしながら家事も子育ても頑張っているのですが、以前からあった頭痛の頻度が、週2回程からここ２ヶ月間は週に5回になってしまい、酷い時は立っているのもつらくて横になっていることが増えたそうです。

そんな姿を見たご主人からは「頭痛ぐらいで情けない！頭痛薬飲めば治まるんだからさっさと飲め！見ているこっちも気分が悪くなる！」と本当に酷い一言。

この言葉を言われてからは本当に夫婦喧嘩が増えたそうです。そりゃそうですよね、酷すぎます。

さらに5歳のお子さんには、「お母さん今日も頭が痛いの？僕のせい？ごめんねお母さん...」と何も悪くない心優しい息子さんに心配をかける日々。

問診中にこのお話を聞いた私は、本当に悲しくなりました。そして、一刻も早く頭痛を治してあげたいと心から思いました。

幸い、この患者さんの場合年齢も若く原因も明確にあったため3，4回目には頭の痛みがかなり和らぎ、頭痛薬を飲む必要がないほどになって、6回目には頭痛が消失し今は全く頭痛が出ていないそうです。

心無い言葉を口にしていたご主人とも最近は普通に話すようになり、息子さんは笑顔が増えたそうです。

私もホッとしています。

今回のケースはご家庭で身内の方の理解が得られず辛い思いをされていた頭痛患者さんの例ですが、勤務先で同じような思いをされている方もいます。重症患者さんになると出勤すらできず気まずい思いをされている方もいます。

私はこういった患者さん達と日々過ごしているのですが、みなさんが辛い日々の中思っているのが、

「普通の生活がしたい．．．」ということです。

1人でも多くの方に頭痛のない普通の生活を手に入れてもらいたいと本気で思っています。

なので、頭痛が治らなくて一人で悩まず、ご相談だけでもいいのでご連絡いただけたらと思います。