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群発頭痛
・群発頭痛の症状と原因
群発頭痛は、目の奥や周りから側頭部まで広がり、突き刺すような激しい痛みが15分~3時間くらい続きます。「目の奥がえぐられるような痛み」だと表現されることもあり、頭痛のなかでは、もっとも激しく痛みます。まるで群発地震のようにある一定期間に集中して頭痛が起こり、その耐え難い痛みはまるで自殺をしたくなるほどつらいということから、別名「自殺頭痛」とも呼ばれています。
群発頭痛は、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を起こすことが原因と考えられています。血管が拡張することで自律神経を刺激し、涙や充血などの症状も併発させてしまいます。
・群発頭痛の治療法
群発頭痛の治療法は、純度100%の酸素を吸入する純酸素吸入法と薬物療法です。痛みが現れるのが深夜から明け方、しかも急な痛みをともなうことから、自宅でのケアを指導される場合が多いようです。
そのひとつが、医療用の酸素ボンベからマスクで酸素を吸って痛みを緩和させる方法です。病院を通して医療用の酸素ボンベとマスクをレンタルできます。痛みが出たらできるだけ早く吸入することがポイントで、5分くらいの吸入で症状が和らぐといわれています。